会員であることのメリットNo,1は研修会!(2022年5月会員へのアンケート結果より)

会員の皆さん。先生方にとって神奈川県薬剤師会(以下、県薬)に入会しているメリットって何ですか?2022年に組織会員委員会で実施した「神奈川県薬剤師会に関するアンケート」で、会員であることのメリットとして一番多かった回答は「研修会開催情報の入手ができる」ことでした。

さらに、県薬に期待することは「研修制度の充実」でした。ただ、このメリットが多くの会員には届いていないのではないか、という懸念も浮き彫りになりました。

そこで、組織会員委員会では県薬の武器でもある研修会の情報を各委員会から集めましたので、会員の皆さんにご紹介することにいたしました。ぜひご自分に有用な研修会を見つけて薬剤師アップデートに役立ててください。

*ご紹介するのは令和 5年度に開催した研修会です。令和6年度以降に開催されない研修会もありますので詳細は薬壺又はホームページでご確認ください。

 https://www.kpa.or.jp/seminars/search?organizer_type=1

 

●地域保健委員会開催研修会

セルフメディケーション研修会総論編

薬局の来局者対応に役立つ内容に毎年趣向を変えて企画しています。薬局業務の幅が広がること間違いありません!

 

セルフメディケーション研修会実例編

くすりと健康相談薬局が実際に行っている活動を共有します。ご自身の薬局に持ち帰ってすぐに使える内容です。

 

認知症対応力向上研修会

県からの委託事業ですが、認知症に関する表面的な知識だけでなく、当事者の気持ちも含めた全般的な理解を目指しています。これからの時代どんどん必要性が大きくなってくるスキルを学べます。

 

健康サポート薬局研修会A/B

健康サポート薬局を取得するために必須の研修会です。地域住民と他職種をつなぐハブとしての薬局の在り方や情報収集・提供について、またOTC医薬品販売の実践について身につけ、是非健康サポート薬局を取得してください!

 

セルフメディケーション研修会各論編(薬局製剤)

薬局製剤についての基本的な知識に加えて実習で実際に作ることで、薬局製剤に対する苦手意識を払拭します。皆で和気あいあい薬局製剤を作りながら、ご自身の薬局の武器を見つけませんか?

※薬局製剤について

薬局製剤(薬局製造販売医薬品)は薬剤師の判断で製造し、その薬局でしか販売できない医薬品です。薬局製剤を作るためには「製造販売業の許可」と「製造業の許可」、品目ごとの「承認申請」が必要です。また「製造業の許可」を取るためには「構造設備」として試験検査に必要な設備・器具を揃えることが必要ですが、厚生労働省の登録を受けた検査機関を利用すれば購入しなくてすむものもあります。

詳しくは、神奈川県のホームページ (pref.kanagawa.jp)で「申請・届出の手続き(薬局製造販売医薬品)」と検索してご確認ください。

製造自体はそれほど難しくなく、地域住民の方々に気に入ってもらえれば自分の薬局のファンになってもらえるそんな魅力のある医薬品です。皆さんの薬局でも薬局製剤を製造してみませんか?

 

 

●公衆衛生・学薬委員会開催研修会

公衆衛生研修会(学校環境衛生検査技術編)

学校薬剤師の資質向上と学校薬剤師活動の標準化のために、学校環境衛生検査技術とその法的根拠を学ぶ。

座学だけでなく、実習を通じて適切な検査及び指導、助言ができます。

 

公衆衛生研修会(学校環境衛生編)

学校環境衛生基準に基づいた指導助言ができる事を目的とした研修会。

今回は学校薬剤師が災害に対する予防的措置として、どのような対策をしておけばよいか、

災害の事後措置として、どのような対応をすればよいか知識をつけることができます。

 

公衆衛生研修会(手指消毒)

手指衛生は医療や介護の現場だけでなく、一般社会でも必要です。

ただ手指衛生をすれば良いというだけでなく、方法、タイミングも重要であり、そして手荒れの問題も発生します。

手指衛生にまつわる様々な課題があり、手指衛生を理解し、正しい手指衛生を身につけ、医療現場や区民啓発に活用することができます。

 

公衆衛生研修会(アンチドーピング)

スポーツファーマシストに特化した知識だけではなく、一般的に薬局で相談を受けた際に対応できる内容。

実際の相談や対応について学ぶことができます。

 

 

●リスクマネジメント委員会開催研修会

プレアボイド合同研修会

毎年、神奈川県病院薬剤師会と合同で研修会を開催しています。

お互いのプレアボイド事例を通じて、より強力な連携推進と理解の促進を目的としています。

前年度のプレアボイド優秀事例報告者が講演を行い、実際の症例を解説していただくことで

プレアボイドへの理解が深まります。

 

 

●医療・介護保険委員会開催研修会

保険薬剤師のための保険研修会(実践編)

服薬指導に有用な薬歴の作成にあたり、患者から得た情報を基に適切な服薬指導を行い薬歴に記録することを学びます。

 

在宅医療研修会

薬剤師が行う訪問薬剤管理指導業務遂行に必要な知識やスキルを習得。

 

褥瘡治療薬サミット in かながわ

褥瘡発生メカニズム、治療にあたっての基礎知識の取得及び薬剤の使用方法を講義&体験実習で学べる。

 

保険調剤の正しい理解のための研修会

保険調剤 ・保険請求を実施するにあたり、順守する事項を学べます。 時事に則した内容です。

 

 

●倫理研修委員会

薬剤師倫理研修会

薬剤師の倫理を学びます。SGDで参加者それぞれの倫理観に基づいて意見を出し合います。結論を出すのではなく、それぞれの意見を聞くことが大切です。

神奈川県薬剤師会の生涯学習認定制度では必修の研修会です。

 

研究倫理研修会

研究を実施するにあたり、1年に1回必ず受講しなければならない研修会です。人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針・ガイダンスだけでなく、研究に必要な倫理観や研究デザインの学習も行います。

 

 

●実務実習委員会開催研修会

手引きを用いた実務実習の進め方説明会

実務実習における指導の一助となるようコアカリキュラムの考え方や実習の進め方に関する研修会を、認定指導薬剤師および受け入れ施設の薬剤師を対象に実施しています。

 

認定実務実習指導薬剤師更新講習会

実務実習指導薬剤師が認定を更新するための研修会を開催しています。

 

アドバンストワークショップ

学生がより良い実務実習を受けられるよう、実務実習指導薬剤師のスキルアップを目指した研修会を開催しています。

 

認定実務実習指導薬剤師養成講習会・ワークショップ

参加は地域薬剤師会からの推薦となりますが、認定指導薬剤師を養成するための養成講習会およびワークショップを開催しています。

 

 

●生涯学習委員会(地域との共催研修会の紹介)

食べてうつ抜け”を実践!薬剤師だからできる栄養指導 基礎編 

 向精神薬治療が奏効しないとき、薬物のみならず患者の栄養状態に注意する必要があります。

 食事や栄養の視点から精神薬治療を考える栄養精神医学の基礎と実践の研修会です。

 

EBM研修会(基礎編)

 世の中に溢れている様々な情報の中には正しいものもそうでないものも混在しています。

 私たち薬剤師自身が情報を正しく理解、判断し患者さんに伝えることができるようになる研修会です。

 基礎編では身近なデータを用いてデータの見方を学び、応用編では学術的データを読み解きます。

 

帯状疱疹の知識を深める研修会

 最近話題になることが多い帯状疱疹について、症状・原因・後遺症および治療と予防まで、

 基礎と臨床の理解を深め、最新の知見を紹介します。明日からの投薬に役立てる研修会です。

 

「入浴を科学する!入眠と睡眠の関係を深く学ぶ」研修会

 入浴や睡眠が人体に与える効果や影響を知り、健康増進のための適切な入浴方法について理解を深めます。

 あわせて患者のヘルスケアについて、適切な提言を行うための一助となる研修会です。

 

 

気になる研修会はありましたか?各委員会がたくさんの研修会を行いますので、ぜひ参加してください。

また、県薬には健康測定機器の無料貸し出しなど、まだまだ会員特典はたくさんあります。ぜひ、県薬の会員特典を有意義にご利用ください。

 

 ★受講できる研修会は↓こちらで確認!

 https://www.kpa.or.jp/seminars/search?organizer_type=1

 ※会員ページにログインしてから申込をすると、会員ページのスケジュールに、自分が受講する研修会が緑色にマークされるので、スケジュール管理もしやすくなります!

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