薬剤師は医薬品の研究開発、製造、流通の管理に対する責任を始め、患者さんの薬物治療の成果と生活の質(QOL)に独自の責任を負います。
このため、治療の進捗のモニタリング、処方者との協議、患者の代理としての他の医療従事者と連携など幅の広い仕事をします。
日本では6年制教育の大学薬学部で薬学を修め、薬剤師国家試験に合格した者に厚生労働大臣から薬剤師の資格が与えられます。
また自律する専門職として世界各国ではその国の薬剤師組織が倫理規定、薬局での仕事などの業務規範を定めています。
その方針は世界保健機関(WHO)および国際薬学連合(FIP)、国際製薬団体連合会(IFPMA)により世界共通のものとなっています。