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事業計画・収支予算

                    令和3年度 
            公益社団法人 神奈川県薬剤師会 事業計画 

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大が県民の健康な生活に大きな不安を与えるとともに、本会事業の推進にも大きな影響が続いています。令和2年度においては、委員会・研修会の開催中止を余儀なくされる一方で、webを活用した委員会・研修会の開催など迅速な対応により、一定の成果を上げることができました。

 令和3年度においては、未だ新型コロナウイルス感染症の収束時期が見通せない状況ではありますが、そうした中でも、令和2年度に縮小・中断した事業をカバーしつつ、公益社団法人として地域医療の確保、公衆衛生の維持など本会に求められている使命を積極的に果たすため、新たな事業手法を確立・定着させるための1年としていく必要があります。

 また、改正医薬品医療機器等法が令和2年9月に一部施行され、薬剤師には他の医療職種と連携しつつその専門性を発揮し、県民に安全かつ有効な医薬品の供給を果たすことが求められていることから、くすりと健康相談薬局の認定数の拡大を図るとともに、薬剤師及び薬局の機能をサポートしていくための新たな施策の展開にも取り組んでいく必要があります。

 また、令和3年8月には同法に基づき「地域連携薬局」と「専門医療機関連携薬局」が新たに導入され、患者自身が自分に適した薬局を選択できるよう、特定の機能を強化した薬局を都道府県が認定することとなります。こうした中で、その認定をめざす薬局の取組を支援する必要があります。とりわけ「地域連携薬局」は、かかりつけ薬剤師・薬局を普及・促進するものとして先行導入した「くすりと健康相談薬局」の機能に対応するものであり、本会として積極的に取り組んでいく必要があります。

 一方で、上記のような取組をより一層強化していくためには、新規会員の確保を図るとともに、新たな事業展開に合わせた必要な委員会の改編・整備を行い、本会の活動基盤をより一層強固なものとしていかなければなりません。

 こうした基本スタンスに立って、令和3年度の事業の推進にあたっては、新型コロナウイルスの状況の変化に柔軟に対応できるよう、新たな工夫を凝らした事業の展開を図るとともに、次に掲げる事業を重点的に推進していくこととします。

 

1 会員がより参加しやすい研修会の開催などwebの活用を発展させるとともに、機材の整備、会館の貸室利用の弾力化はもとより、web活用のための人材育成を図ることにより、生涯学習認定制度に基づく研修事業について、認証プロバイダーとしての強みを活かしつつ充実強化を図ります。

2 地域薬剤師会のweb研修開催への支援、地域薬剤師会との共催研修の充実、各種会員サービスの向上に取り組みます。

 3 令和2年度の開催が見送られた「かながわ薬剤師学術大会」については、実施会場を含めてこれまでの実施方法を大幅に見直し、コストの大幅削減を図りつつ、実効性のある大会を目指します。

 4 改正医薬品医療機器等法の施行を踏まえ、くすりと健康相談薬局の認定拡大を図り、当初設定した認定目標500薬局のうち、令和3年度中に300薬局を達成するとともに、かかりつけ薬剤師及び薬局の機能をサポートしていくための新たな施策の展開にも取り組みます。

 5 薬局と薬剤師の質の向上を図るため、「くすりと健康相談薬局」「生涯学習認定制度」等を活用し、薬局、薬剤師の責務を果たすことのできる事業を展開します。

6 神奈川県等と共催で薬物乱用防止の街頭キャンペーンを実施するとともに、学校薬剤師が中心となって県下の児童・生徒を対象とした薬物乱用防止教室を開催することにより、青少年の間に増加しつつある薬物乱用の撲滅を図るための啓発事業などを積極的に行います。

 7 学術調査研究を推進し、県民、行政、関連団体に対し、エビデンスに基づいた薬剤師職能を示します。

 8 県下一斉相談週間、くすりと健康すこやかフェア等、県下の薬局・薬剤師が参加可能な、県民の健康増進及び福祉の向上に資する施策を展開します。

 9 本会及び薬局・薬剤師の活動について、会員への周知を図ることはもとより、広く県民の理解が得られるよう広報パブリシティ(報道機関への周知を含めマスメディアなどに取り上げられるような活動)の展開にも努めます。

10 薬学生を対象とした就職ガイダンス等の展開により、会員薬局の人材確保及び新規入会者増を促進します。

令和3年度事業体系図

令和3年度事業予算    令和3年度補正予算

 

 

令和2年度
公益社団法人 神奈川県薬剤師会  事業計画

 令和2年度は、改正薬機法等の施行を待つ年となる。それに伴う省令や施行規則など様々な薬事関連制度の見直しも必至と思われることから、我が国の薬事において歴史上に残る1年になると考える。

また、令和2年度は調剤報酬の改定年度でもあり厳しい状況下ではあるが、薬剤師として、受動的にならず何事も能動的に活躍していかなければならない。

そうした中、本会の事業運営も130年の歴史を持つ中で先駆的に活動して来たが、こうした転換点を踏まえ薬事令和新時代に相応しい事業展開を図らなければならない。

これまで、国民皆保険のもと「県民が、いつでも、どこでも、誰でも等しく良質かつ適切な保健医療サービスを受けられる」という基本原則に基づいて医療体制が整備されてきた。薬局・薬剤師もそうした環境下で職能を発揮し医療体制の一翼を担ってきている。

そして、薬剤師の職能を整えるために生涯学習活動を充実させ「神奈川県薬剤師会生涯学習履修認定薬剤師」の育成を図っていかなければならない。その職能を発揮する場の一つとして、県民の健康維持に向けた「くすりと健康相談薬局」がある。そしてそれについても充実強化し体制を整備していく必要性が認められる。

これらの本会における2大事業を進めるには、それを支え担保する様々な事業があり、それらの基礎基盤上に立脚するものであることから基礎的な事業の充実を図り実践していく必要がある。

そこで、本会の各事業の不断の見直しにより、令和新時代に希求される薬剤師会として必要な事業を推進していくために経営資源を有効活用することとする。

また、薬局制度に新たな制度が発足することから、それらに対応するために会員薬局を支援していく必要がある。

さらには、情報技術の目覚しい発達がありAI技術と相俟って様々なことが可能になってきていることから、本会でのICTを活用した業務運営の検討や実施を行うこととする。

そして、公益社団法人としての認定を受けたことは、「くすり」を仲立ちとして県民の健康増進に資することを約束したものでもあると言える事から、それを果たすために事業強化を図り推進することとする。

令和2年度は、こうした取組で本会は、会員とともに地域医療の担い手としての役割を着実に進めるため、円滑な事業運営を図りその実績を挙げて行くこととする。

令和2年度事業体系図

令和2年度事業予算  令和2年度補正予算