最新の情報はこちらをご覧ください。 (2021年9月9日 令和3年度薬局における薬剤交付支援事業について(第4報))
厚生労働大臣より都道府県薬剤師会に対し通知があり、本事業が令和3年度末まで延長されることになりました。
これを受けて日本薬剤師会が「薬局における薬剤交付支援事業の実施に関する留意点(令和3年度版)」を取りまとめましたのでお知らせいたします。
令和2年度との主な変更点は
- 0410 対応の場合の患者負担金額を 200 円から100 円に変更
- 本年度事業は令和3年4月1日以降の配送を対象として実施する 等となります。
事業実施期間:令和3年4月1日~令和4年2月末日
※途中で予算の上限に達した場合はその時点で終了となります。
【補助額】
補助額は、実施要綱の定める範囲に基づき、以下の通りとする。なお、最終的な薬局での負担額を上回る額の請求は認められず、請求額には振込手数料、代引き手数料等の支払いに伴う各種手数料は含まない。
- 処方箋の備考欄に「CoV 自宅」又は「CoV宿泊」と記載されている場合
薬剤の配送に要した費用の全額
- 処方箋の備考欄に「0410対応」と記載されている場合
薬剤の配送に要した費用※のうち、100円を差し引いた額
(0410 対応の患者負担分(100 円)は、薬局が患者から徴収すること。)
薬剤の配送に要した費用※は、以下の通りとする。
〇薬局の従事者が患者宅等に届けた場合:
交通費等の実費額相当として、距離を問わず、500 円/1 件とする。
宿泊療養施設に対し複数人分を同時に届けた場合も「1件」と考える。
〇配送業者を利用した場合:配送料
【請求に係る手続】
本事業は、神奈川県薬剤師会の会員・非会員問わず補助の対象です。事業内容を十分にご理解いただき、配送に係る費用の請求手続きを行ってください。
- 薬剤の配送等を行った薬局においては、月ごとの配送等に要した費用等について、翌月 15 日までに神奈川県薬剤師会に令和3年版実施状況の一覧を提出すること。また、当該薬局においては、申請に当たって、申請の根拠となる資料を保存しておくこと。
(根拠となる資料の例)
・処方箋の写し(備考欄に 0410 対応、CoV 自宅、CoV 宿泊等が記載されているもの)
・配送料の金額がわかるもの(伝票控え、配送業者からの請求書等)
- 実施状況の一覧(Excel)を作成
日々の対象調剤を入力してください。
患者等が来局し薬局での服薬指導を行った場合、この一覧には含めません。
- 初回申請時のみ口座登録票(Excel)に必要事項を記入してください。半角カナ英数字のみなど入力欄に注意書きのある項目はその指示に従ってください。2回目以降の請求月には送付不要です。
令和2年度事業で口座登録票を送付した薬局も改めて提出してください。
4.ファイルをメール送信
対象月の「実施状況の一覧ファイル」(申請初回月は「実施状況の一覧」「口座登録票」の2ファイルを翌月15日までにcov19@mail.kpa.or.jpまで添付ファイルとしてお送りください。メールタイトルは「薬剤交付支援事業 ●●薬局●月分」として下さい。
令和3年度版実施状況の一覧、口座登録票ファイルは後日公開いたします。今しばらくお待ちください。
【入力の際の注意事項】
- 電話による服薬指導及び薬剤の配送を行ったケース(0410 対応、CoV 自宅、CoV 宿泊)については、都道府県薬剤師会へ請求を行わないものを含めて報告していただくようお願いいたします。(請求を行わないものは、欄①を空欄としてください。)
- 万一、様式の件数を超える場合には、行の挿入を行わず、別シート又は別ファイルで対応してください。
- 『保険薬局コード(10桁)』は都道府県コード(神奈川県は「14」)+点数区分コード(薬局は「4」)+保険薬局コード(7桁)をご記入ください。(144+7桁)
ファイル名は「10桁の保険薬局番号-(ハイフォン)対象月」としてください。(例:1441234567-5.xlsx)
【提出の締切日等】
ファイル提出の締切日は対象月の翌月15日までとします。締切日を過ぎたものは受付けられませんので期限厳守でお願いします。
またファイル提出後で提出締切日を過ぎたものに関しては修正等は行えませんのでご注意ください。
令和3年度は交付申請書の提出及び中間報告は不要です。実施状況の一覧、口座登録票のみお送りください。
詳しくは「薬局における薬剤交付支援事業の実施に関する留意点について」をご確認ください。